三徳山 2015.5.06

みとくさん(鳥取県三朝町)



丹沢山
三佛寺奥院・投入堂(なげいれどう)



歩行距離 3.8km
所要時間 2時間10分
累積標高差 (+) 244m  (-) 244m
コース 駐車場13:25 → 登山口13:45 → 投入堂14:40 → 登山口15:30 →  駐車場15:35 



4月24日に船を降りて以来、3日毎に山に登っている。短い休暇期間の中できるだけ多く山に登りたいものである。今回、中国地方にある3座の日本二百名山の中でまだ登頂していない氷ノ山への山旅を実行する。この旅で登る他の山の選択に迷うところであるが、氷ノ山の近辺にある三徳山とそれから扇ノ山あるいは那岐山に登るという3泊4日の計画だ。これまでの山登りの旅で車中泊にもかなり熟練し、車内の装備も少しずつ充実してきた。最近車中泊するのが楽しくなってきた。

05:30萩を出発し、山陰の海岸沿いに国道191号線を走らせ、益田から国道9号線に入る。部分的ではあるが江津市付近で開通している短い区間の高速道路も利用する。島根県の出雲市からは連続した高速道路が鳥取県の米子市の先まで延びており、その道を利用して鳥取県の琴浦にある終点の大栄東伯ICで高速道路を降りる。再び国道9号線を走り、下神で右折して国道313号線を南下する。近くのコンビニに立ち寄りカーナビの道案内を三徳山の登山口にセットする。

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※ 萩(自宅)〜 三仏寺 〜 道の駅「はっとう」までの走行ルート(走行距離 - 370km)

13:20三徳山・三佛寺(さんぶつじ)の下の駐車場に到着し車を停める。今回の山登り三徳山の頂上ではなく、三徳山の中腹にある投入堂を目指す。三佛寺参道の長い石段を登り、参詣受付案内所で入山料400円を支払い三佛寺の境内に入る。三佛寺本堂の裏に登山事務所があり、そこで氏名と緊急連絡先を記入して投入堂に向かうのであるが、ここで問題が発生する。一人では山に入ることが出来ないのである・・・。最近、遭難事故があり警察からの指導で、二人以上のグループでないと入山できないのである。折角遠くから来たのに何とかならないのか!! 係員が、他のグループで一緒に登ることを承諾するのであれば入山可能であると言う。幸いにも数名の男女若者グループがOKといことで入山することになった。突然、係員が「おとうさん!他に相棒が見つかったのでその人と行って下さい。」結局、若者グループではなく、その中高年男性と二人で登ることになった。

入山を許可された証のタスキを体にかけ、杉の巨木が茂る登山口に入る。崖のような登山道をよじ登って行く。相方の人は、京都の嵐山から来た人で、今朝京都を出発し一般道を走り、先ほど三徳山の麓に到着したという。時々ぶらりと一人旅に出かけ車に寝泊まりすることがあるそうだ。同じ中高年で気を遣わなくてすむのでちょうどよかった。垂直に近い鎖のある岩稜を登ると文殊堂(重要文化財・1500年代再建)がある。崖の上に建てられたその建物の周囲を回ることができる。手すりがないので注意して!! 周囲の山々の眺望がある。その先にある岩稜を渡ると同じく重要文化財の地蔵堂がある。そのすぐ上の鐘楼堂には大きな鐘がある。京都の相方の人が鐘を突く。ご〜ん〜!!大きな鐘の音が響く。

更に崖のような急登を上って行くと前方に抉られた岩稜の下に建つ納経堂が見えてくる。その裏手をぐるりと回り、そのすぐ先の岩稜の上に立つ。目の前の崖の中ほどに建つ有名な投入堂(国宝)を見る。垂直の崖に貼りつくように建てられているその姿に感嘆させられる。どうやって建てたのだろうと他の数人の観光客と共に不思議がる。昔の人は偉い!!

しばらく投入堂を見たのち、来た道のほうに下山開始。崖のような急坂を下り、無事登山事務所まで戻る。京都の相方の人としばらく話をして、お互いにいい旅になるように祈り別れを告げる。旅先や山の中で知らない人と話をするととても印象に残る。一期一会。これからも出会いを大切にしたいと思う。

車まで戻り、最寄りの道の駅「はっとう」に移動する。近くの高台にある鍛冶屋温泉に入り。同道の駅にて車中泊する。他に車中泊目的の車は停まっておらず、少し不安が募る。明日は氷ノ山に登る予定である。

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三徳山参道入口下の駐車場に車を停める

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三徳山参道入口
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駐車場前の案内板
投入堂を目指す。
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参詣受付案内所

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輪光院
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三佛寺への階段を上る
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三佛寺本堂
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登山口を入ったところに杉の巨木群がある
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新緑が美しい
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文殊堂下の崖をよじ登る。
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文殊堂(重要文化財)に達する。
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文殊堂の回り風景
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納経堂
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元結掛堂
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投入堂
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文殊堂まで下る。
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登山事務所
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三佛寺本堂内部
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八頭町の鍛冶屋温泉に立ち寄る



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